◇◆ 他業界から見る製薬会社 ◆◇
堀川氏より「どうするDTC:なんかおかしくない?外から見たこと、言われたこと」をテーマにご自身が疾患啓発活動を通じて見たこと、感じたことを中心に講演がありました。
現在の製薬業界が他の業界から見たらどのような状況に見えるのか?いろいろな制約がある業界ではあるが、それは特殊な状況下なのか? そのような見方を作り出しているのは製薬業界の「中」であり、「外」からみればそんなに特殊な状況下ではない、とユーモアがたっぷり含まれた体験談をもとに解説され、DTCのみならず、普段の業務においても気付きを与えてもらえる講演内容でした。
健全な疾患啓発(DTC)の最終ステージはAdherence実現のためにあり、ゴールへ導くためには会社の「中」でどのように動くべきか、プロセスはどのような仕組みなのかを改めて考えるキッカケになった参加者も多かったようです。製薬業界を離れ、他業界に籍を置く堀川氏であるからこそ、参加者の心を掴む講演内容でした。